ハングルの読み方のコツ|母音・子音の基本

ハングルの読み方のコツ|母音・子音の基本 未分類

韓国語を学びはじめて最初に出会うのが、丸や四角、線を組み合わせた文字「ハングル」です。一見むずかしそうに見えますが、ハングルは母音と子音のパーツを組み合わせて作る、とても規則的な文字です。この記事では、ハングルの読み方の基本を、母音・子音・組み合わせ方の順にわかりやすく紹介します。

ハングルは「パーツの組み合わせ」でできている

ハングルの1文字は、ローマ字のように子音と母音を組み合わせて作られています。たとえば「한(ハン)」は、次の3つのパーツに分けられます。

  • ㅎ(子音 h)
  • ㅏ(母音 a)
  • ㄴ(下につく子音 n)

このように「子音+母音」、または「子音+母音+下の子音」で1文字ができます。パーツの読み方を覚えれば、知らない単語でも声に出して読めるようになります。

基本の母音10個

母音は縦や横の線の組み合わせです。ㅏ と ㅓ、ㅗ と ㅜ のように、短い線の向きで音が変わります。線が2本になると「ヤ・ヨ・ユ」のような音になります。

母音 ローマ字 近い音 発音のコツ
ㅏ a ア 口を大きく開けた「ア」
ㅑ ya ヤ ㅏ に短い線が1本増えると「ヤ」行に
ㅓ eo オ 口を大きめに開けた、あいまいな「オ」
ㅕ yeo ヨ ㅓ の「ヨ」版
ㅗ o オ 唇を丸くすぼめた「オ」
ㅛ yo ヨ ㅗ の「ヨ」版
ㅜ u ウ 唇を丸く突き出した「ウ」
ㅠ yu ユ ㅜ の「ユ」版
ㅡ eu ウ 唇を横に引いた「ウ」
ㅣ i イ 日本語の「イ」とほぼ同じ

日本語の「オ」と「ウ」にあたる母音が2つずつあるのがポイントです。ㅗ と ㅜ は唇を丸め、ㅓ と ㅡ は唇を丸めずに発音すると区別しやすくなります。

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基本の子音

子音は、発音するときの口や舌の形をもとに作られたといわれています。まずはよく使う基本の子音から覚えましょう。

子音 ローマ字 近い音 例
ㄱ k / g カ行・ガ行 가(カ)
ㄴ n ナ行 나(ナ)
ㄷ t / d タ行・ダ行 다(タ)
ㄹ r / l ラ行 라(ラ)
ㅁ m マ行 마(マ)
ㅂ p / b パ行・バ行 바(パ)
ㅅ s サ行 사(サ)
ㅇ 無音(パッチムでは ng) ア行 아(ア)
ㅈ ch / j チャ行・ジャ行 자(チャ)
ㅎ h ハ行 하(ハ)

息を強く出す子音・詰まった音の子音

基本の子音のほかに、息を強く出す「激音」(ㅋ・ㅌ・ㅍ・ㅊ)と、のどを締めて詰まったように出す「濃音」(ㄲ・ㄸ・ㅃ・ㅆ・ㅉ)があります。最初は「基本の子音に線が加わったり、同じ形が2つ並んだりした仲間」と覚えておけば十分です。

語中で濁る子音

ㄱ・ㄷ・ㅂ・ㅈ は、単語の最初では「カ・タ・パ・チャ」に近い音ですが、単語の途中では「ガ・ダ・バ・ジャ」のように濁って聞こえることがあります。「주세요」が前の言葉によって「チュセヨ」にも「ジュセヨ」にも聞こえるのはこのためです。

文字の組み立て方とパッチム

母音が縦長(ㅏ・ㅓ・ㅣ など)の場合は子音を左に、横長(ㅗ・ㅜ・ㅡ など)の場合は子音を上に置きます。母音から始まる音を書くときは、無音の ㅇ を子音の位置に置くのがルールです。

組み合わせ 文字 読み
ㄴ + ㅏ 나 ナ
ㅁ + ㅗ 모 モ
ㅇ + ㅜ 우 ウ
ㅅ + ㅓ + ㄴ 선 ソン
ㄱ + ㅜ + ㄱ 국 クク

文字の下につく子音を「パッチム」と呼びます。パッチムは種類が多く見えますが、実際の発音はおおむね7種類の音(ㄱ・ㄴ・ㄷ・ㄹ・ㅁ・ㅂ・ㅇ の音)にまとまるので、最初は代表的なものから慣れていけば大丈夫です。

読めるようになるための練習のコツ

  • 母音10個を、口の形を意識しながら声に出して覚える
  • 子音は「カ行・ナ行…」と日本語の行に当てはめて覚える
  • 街の看板やメニューなど、身近なハングルを1文字ずつ分解して読んでみる
  • 自分の名前をハングルで書いてみる
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まとめ

ハングルは、母音と子音のパーツを組み合わせて作る規則的な文字です。基本の母音10個と子音を覚えれば、意味は分からなくても音を読めるようになります。まずは身近な単語を1文字ずつ分解するところから始めてみてください。読めるハングルが増えると、韓国語の学習がぐっと楽しくなるはずです。

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